子供がいる場合
結婚している相手に浮気をされたら誰でも感情的になってしまい、「即離婚」を相手に突きつけてしまいがちではないでしょうか?
しかし、家庭を持っている以上、そこには子供がいる場合も考えられます。子供がいなければ離婚をしてお互いに新しい道を歩む、という結論になっても他に傷つく人はいませんが、子供にとっては「父親」と「母親」であるわけです。
また、子供の今後の生活や子供の感情のことも考えなくてはいけません。
相手に浮気をされ、許せなくなる気持ちもわかりますが、まずは一旦冷静になり、子供のことも考えてこれからどうするべきか考えてみましょう。
子供との生活を考える
離婚をして子供と一緒に暮らす、という事になったらどうなるのかを考えて見ましょう。子供を育てる、というのはお金のかかるものです。
子供が小さければ小さいほど、これからいくらかかるのか考えておかなければなりません。
では小学校から考えてみましょう。
公立の小学校、中学校、高校に入学するものと考えておおまかな試算をします。
公立の小学校や中学校であれば授業料などはかかりませんが、給食や授業に使用する文房具やドリル、PTA会費、遠足や修学旅行などさまざまなお金がかかるものです。
小学校6年間で全て含めて約50万円ほどかかります。中学校では部活動がはじまったり、受験対策を行うために塾に通うなどすると、中学校3年間でやはり約50万円ほど見積もっておいたほうがよいでしょう。
公立の高校に入ると授業料が発生することも考えられます。高校3年間でおおよそ約100万円ほど見積もっておくとすると、小学校、中学校、高校だけでも概算で約200万円ほどかかることになります。
浮気で慰謝料が取れるとしても、平均して月に約5万円ほどしかありません。毎月の生活費の事もしっかり考慮しておかなければいけません。住む家はどうするか、光熱費や食費はいくらかかるのか、などを計算してみましょう。
そのお金を全て稼ぐ事ができますか?また、仕事をした上で家事もすべて自分がやらないといけません。仕事をしながら子供の面倒をみたり家事をするのは想像以上に大変なものです。
それだけの負担を負う事ができますか?
離婚を決断する前に
両輪が離婚をする、というのは子供に大きな精神的ダメージをあたえてしまいます。
まずは浮気をしたパートナーと今後についてじっくり話し合ってみましょう。
もしも相手が反省していて離婚を望んでいないのであれば、今後一切浮気をしない、浮気をした場合はどうするか、などといった念書を書かせることも手です。再び相手が浮気をしたときにそれを元に対応することができます。
その際、相手がどうにもならないような条件をかかせるのと、今後の浮気防止になるかもしれません。